子どもたちの身体と心を育てる毎日の食事。
つばめこども園では子どもたちに、
食べる楽しさと大切さを教える食育の取り組みを実施しています。

ころころ食堂について
食育情報

朝ごはんとブドウ糖

朝ごはんは1日の大切なスイッチです。

私たちの脳は「ブドウ糖」をエネルギー源として使っています。朝起きたときに頭が「ボーッ」としてしまうのは、寝ている間にブドウ糖が使われて足りなくなってしまうためです。朝食を食べないと、午前中、からだは動いても頭はボンヤリ、ということになりがちです。脳のエネルギー源のブドウ糖を朝食でしっかり補給し、脳とからだをしっかり目覚めさせましょう。ごはんなどの主食には脳のエネルギー源になるブドウ糖が多く含まれているので、朝から勉強や仕事に集中できるのです。朝食は一日を活動的にいきいきと過ごすための大事なスイッチ。毎朝ちゃんとスイッチを入れましょう。 ~農林水産省~


「ブドウ糖」

ブドウ糖とは、私たちの生命活動を維持するために必要なエネルギー源です。

日本ではぶどうから発見されたのでブドウ糖と呼ばれますが、正式にはグルコースと言います。これは、果物に多く含まれている糖類です。ブドウ糖は三大栄養素である糖質が消化吸収されて出来るもので、小腸から吸収されて血液中に入り、全身にエネルギーを届けます。また、筋肉を正常に動かすのもブドウ糖の働きの一つです。

ブドウ糖は体内で貯蓄ができないので、都度、食べ物から取り入れる必要があります。

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三大栄養素について

栄養素にはさまざまな種類があります。

その中で三大栄養素と呼ばれるものが、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」です。

この栄養素は生命の活動に欠かせない基本的な栄養素です。


「炭水化物」

ご飯、麺類、パン類などの穀物や砂糖を使用したお菓子類なども含まれます。

炭水化物は、身体を動かすエネルギーや体温を維持したりします。

炭水化物が不足すると疲労感が増えたり、逆に多くとりすぎると

肥満になることがあります。

「たんぱく質」

血液、筋肉、皮膚、内臓などすべての細胞を作るなど身体を構成する上で大切です。

不足すると、血管が弱くなったり、貧血を起こしたり、免疫力が低下します。

卵、大豆、肉や魚などに含まれます。

「脂質」

肉の脂身、調理用の油、バター、生クリームなどが含まれます。

炭水化物が不足したときに、エネルギーとして活用されるのが、脂質です。

便利なエネルギー源ですが、活用されないときは、体脂肪として蓄えられるので

肥満に注意。しかし脂質はホルモンや細胞膜、核膜を構成したり、皮下脂肪として、

臓器を保護したり、身体を寒冷から守ったりする働きもあります。

重要な役割があります。

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「食育情報」スタート

食育情報では、食や栄養に関するヒントなどをわかりやすく掲載していく予定です。

「食」を通じてご家庭でもちょっとだけ意識することで毎日が健康に

楽しく過ごせるようにいろんな情報発信をしていきます。

つばめこども園が取り組む食育

つばめこども園では、独自の食育「ころころ食堂」で、子どもたちの食の関心を高め、食べることの喜びと大切さを教える取り組みを日々行っています。人格形成の基盤がつくられる乳幼児期は、食べることに興味をもち、家族や友だちと一緒に食事を楽しむことが、特に大切であると私たちは考えます。日々の給食は素材の味を活かした種類豊富な献立。お友だちや先生と楽しく食べて、味覚と、食を楽しむ心を育みます。また、食材にふれて味わう行事など、食への関心と知識を高める活動も行っています。
好き嫌いをなくし、健康的で豊かな食生活で、子どもたちが心身ともに健やかに成長することが、私たちつばめこども園の願いです。